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連載:話題のあのセミナーに潜入! トワテック取材班突撃レポート!

女性であることに誇りを。「愛される鍼灸師育成塾」に潜入取材!
カテゴリ: コラム

トワテック リサーチ

2014年9月8日(月)、美容家の吉川千明さんと美容鍼灸師の花野桃子さんが「吉川千明と花野桃子の愛される鍼灸師育成塾」を開催した。年代や培ってきた経験は全く異なる2人だが、共に「女性鍼灸師をサポートしたい」という強い想いを秘めていた。驚いたことに、本セミナーは鍼灸技術の解説や体験といったプログラムは一切組み込まれていない。“お客様が求めることを知り、どう応じるのか”をテーマとしたセミナーだ。一風変わった本セミナーに、トワテックリサーチ取材班が潜入しました。 

 

 

女性だからこそできるケアがあることを、皆さんに知ってほしい

 

 

会場となったのは、主催者の1人である吉川さんの事務所「ビオ代官山」。全国から年代も経験も異なる女性鍼灸師たちが参加した。

「まずは皆さんの自己紹介と、“このセミナーで聞きたいこと”を聞かせてください。それをすべてカバーして、お答えしていきたいと思います」。

セミナーは吉川さんのこの一言でスタートした。

「自分から発信する術を学びたい」「女性の身体の不調を助けたい」、受講者1人1人が自身の紹介をすると共に、抱えていた悩みを打ち明けた。対して自らの体験や失敗談を決して飾らずに語り、丁寧に答える吉川さんと花野さん。気付けば互いの壁は消え去り、緊張した面持ちだった受講者たちはリラックスした表情を見せていた。

 

 

 

自己紹介を終え、セミナー前半は花野さんが自身の経歴や体験、鍼灸師としての想いを語った。「私は『立地』や『料金』で私の治療院を選んでほしくないんです。『人』で選んでほしいんです」という言葉の通り、花野さんの鍼灸サロンはコンビニすら無い田舎にあり、治療の値上げもするという。これには受講者も皆驚きを隠せないようだった。

それでも、花野さんの鍼灸サロンには全国から人が訪れている。その理由を、セミナーの中で感じることができた。それは鍼の腕前だけではなく、花野さんが大切にしている“女性ならではの気遣い”が人を惹きつけているためではないだろうか。「自分が納得できる条件で、最高のパフォーマンスをする」という花野さんに、「いかに自分が言い訳をして逃げていたかを知った」と感想をもらす受講者も。枠にはまらない花野さんの鍼灸師人生は、周囲を巻き込み大きな影響を与えたようだ。

 

 

 

影響を受けたのは受講者だけではなかったよう。「とても面白い。後半は花野さんのお話の感想を皆さんに聞いて、私もお話をしようと思いました」という吉川さん。受講者1人1人に感想を聞きつつ、それに対しての回答や意見を述べた。

 

「気取って大真面目にやっていても、こけて見せるところも大切なこと。相手がリラックスしないとね」、「一見むだに見えることをカルテに書くことは、実は大事なメソッド。たとえ飼い犬の名前でも」。経験・知識共に豊富な吉川さんの言葉に、受講者たちはすっかり引き込まれていた。

次第に会場の流れは吉川さんへの相談会に。自己紹介の時よりももっと踏み込んだ悩みや疑問すべてに、しっかりと向き合って答える吉川さん。中でも印象的だったのは、治療で患者さんを治せないことにプレッシャーを感じるという悩みへの、「治らなくてもいい」の言葉だった。

「人は治されるのではなく、自分で治るもの。人のことを治そうと思っている気持ちは驕り。その人がよくなろうとするプロセスのお手伝いをさせていただくのが、私たちの仕事です」。

その人が治せるように、しがらみやストレスにコミュニケーションで働きかけてあげることが大切だという。受講者たちは予想外の答えに驚きながらも、「とても参考になる」と目を輝かせていた。



今回、会場に入って何よりも驚いたことは、お互いの「距離の近さ」だった。受講者同士はもちろん、主催者である吉川さんや花野さんとも1m程度しか離れていなかった。主催者側が受講者1人1人を名前で呼び、表情を見ながら、あるいは見せながら、思っていることや悩んでいることに向き合っていた。女性らしさを最大限に生かし、個々の心にそっと触れるような穏やかで温かみのあるセミナーは、まさに「愛される」女性たちの成せるパフォーマンスだったのではないだろうか。

 

 

 

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