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連載:施術効率大幅UP! 齋藤隆裕先生の棒灸カバー製作&活用講座!

第2回 『感冒』への棒灸アプローチ
カテゴリ: コラム

トワテック リサーチ

暖かくなっても油断大敵。感冒に効果的な棒灸施術

 

 

 

前回(第1回:齋藤式棒灸カバーの作り方)は棒灸施術にオススメな棒灸カバーの作り方をお教えしました。
今回からは、その棒灸カバーを用いた実際の施術についてご説明していきます。

第2回は、棒灸カバーを使用した感冒(かぜ)に効果的な施術をご紹介します。アプローチする箇所は、大椎、肺兪、風門のある上背部エリアです。


大椎は陽経が交絡しており、寒邪の治療に用いられることで知られています。肺兪は肺気を強め、咳、痰、呼吸系の疾患に効果的なツボです。

また、風門はその名の通り「風」の「門」と呼ばれ、東洋医学では風邪の入口だとされています。

 

 

 

上背部エリアにアプローチ

 

大椎は第7頸椎棘突起の下、督脈上にあります。肺兪は第3胸椎の左右(肩甲骨陵が目安です)。風門はこの大椎と肺兪の間にあり、第2胸椎の左右にあたります。

 

棒灸でこのエリアを広く温めていきましょう(詳しくは動画をご覧ください)。

 

 

まずは大椎から肺兪にかけてとその周辺を、棒灸を移動させながら温めていきます。

そうしながらとくに冷えている部位、あるいは患者さんが気持ちよさを感じる部位を探し、棒灸を置きましょう。


棒灸を置いてからは、3分くらいを目安に灰を落としてください。また、ヤニが体についてしまった場合は脱脂綿などで拭き取ってください。

このアプローチは風邪の予防にも効果的です。風邪を引いてしまった方だけではなく、疲労や環境の変化で身体に負荷がかかってしまっている方にもオススメだと思います。

次回は胃腸不良への施術をご紹介いたします。

 

 

プロフィール

写真 齋藤隆裕
鍼灸師・按摩マッサージ指圧師。中国医学修士(鍼灸推拿系)。学校法人後藤学園、東京衛生学園専門学校、中医学研究所 中医臨床センター センター長。国立筑波大学 理療科教員養成施設 講師。日本中医食養学会 講師。正中山遠壽院「根本御祈祷系授的傳加行所<荒行堂>百日大寒行」東洋医学顧問。「鍼灸らせん堂」院長。『齋藤式棒灸カバー』は15年ほど前から講習会や勉強会で作製方法と施術テクニックを伝授している。
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