特有の嫌なにおいと大量の煙がネックとなり、敬遠されがちな棒灸。お灸専門治療院『お灸堂』の鋤柄先生はまさにこの問題に頭を悩ませていた一人でしたが、「irodoriの棒灸が解決してくれた」と語ります。その理由は一体何なのか? 詳しいお話を伺いました。

これまでの棒灸の課題をすべてクリア。使わない理由はありません

棒灸は施術でよく使っています。事故防止のためにフードを着けて、太腿の後ろといった露出しにくい部分に押し灸のようにして使うことが多いですね。顔面部や髪の生えている部分にも最適です。患者さんからの反応も良く、当院には色々なお灸がありますが施術後に「気持ち良かったです」と言ってもらえるのは棒灸が多いように思います。正直我々鍼灸師からすれば捻るお灸よりも熟練度は必要ないので、ちょっと複雑な気分になりますが(笑)。

中でも、irodoriの棒灸TOKIWAとMOEGIはここ5年ほどずっと愛用しています。以前は他のメーカーの棒灸を使用していたのですが、艾に不純物が多くて臭いし煙は多いし、施術中に目に滲みて痛くなることもありました。何より、火がつきにくくて熱源が不安定なところに困っていたんです。3,4分かけて扇いだり息を吹きかけたりしてやっと火がついたと思ったら消えてしまった、なんてこともあったくらいです。不便だし、何より患者さんをお待たせしてしまうので「何か良い棒灸ないかな」と探していたところ、たまたまトワテックさんのサイトに行き着いてirodoriを見つけまして。実際使ってみたらにおいも煙も良いし、1,2分あればすぐに使える温度になってくれて、火力も安定している。それまで抱えていた棒灸の不満点を全部解消してくれていて「もうこれしかないじゃん!」と思いました。正直8本5,000円で販売されていても喜んで購入しますが、実際はとてもお手頃な価格ですし。このクオリティでこの価格なら、使わない理由はないと思っています。

また、当院の患者さんはセルフケアに積極的なかたが多いのですが、irodoriは患者さんご自身で使っていただくのにも良いので、院内のセルフケアコーナーにはいつもirodoriを置いています。フードと一緒に使っていただいているんですが、プレゼントに欲しいという人がいるくらい好評ですよ。