「以前は筒灸を使用していましたが、火傷のリスクが気になっていました。安定した程良い温かさを与えてくれるお灸を探して、辿り着いたのが長生灸です」。そう語ってくれたのは、北海道札幌市の中心地にノース治療院を構える加藤先生。主に鍼治療に併用させながら長生灸を十年近く愛用しているとのこと。「身体的な愁訴はレギュラー、美容鍼灸にはソフトを使い分けています」。加藤先生と同院の副院長を務める四條知香先生にお話を伺いました。


鍼灸治療にも美容鍼灸にも長生灸は施術のパートナーです

(加藤先生)

基本的な話になってしまいますけど、長生灸は品質管理が徹底されていますよね。長年、使用している過程で、もぐさの部分が折れていたりとか、1壮ごとの固さが異なるとか、施術する上でネガティブな要素がまったく見当たらないんです。治療家の立場からすると、いつでも安定した温熱を送り込めることが何よりも重要ですので、それを当たり前にしてくれる長生灸は、お灸の大切なことがすべて詰まっているように感じます。

肩こり・腰痛などの一般的愁訴にはレギュラーを使用しています。気持ちの良い温度にじっくりと上昇してくれるので、患者さんもリラックスしながら治療を受けられています。それに加えて、取り扱いがとても便利。台座の粘着力が強い割にはスッと外せるんですよね。ストレスを感じさせずに取り外しができるのは、大きなポイントかもしれません。美容鍼灸については専門スタッフの四條から、お話をさせていただきます。

(四條先生)

以前は美容鍼灸に別のメーカーさんのお灸を使っていたのです。それが製造中止になってしまって、長生灸ソフトを使い始めました。ソフトが発売された際に山正さんのセミナーに参加したところ、熱の通りが安定しているので「これはいいかも!」と感じました。美容鍼灸に訪れるお客様は30~40代の女性が中心になります。顔のむくみやリフトアップ、目の下のクマの改善を希望される方が多いですね。

置鍼をして鍼を抜いた後に、長生灸ソフトを顔のツボ(印堂、陽白、太陽、顴髎など)に据えていきます。お灸の香りは髪の毛に残りやすいですので、施術後に予定がある場合は敬遠されるお客様もいらっしゃいますが、多くの方々がリラックスされているようです。加藤も申しておりましたが、長生灸は心地良い温熱を一定に送り込むことができて、お灸の香りも優しいので、美容鍼灸に適していると思います。