トワテック メディカルレポート

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vol.0115院長は勇気と愛情を持って部下を叱れ!

私は開業当初、従業員を叱ることができませんでした。
自分に自信が無かったからかもしれませんし、叱った後の気まずさが残るのが嫌だったのかもしれません。それではダメだと思い、よく怒ることにしましたが、逆に従業員との溝が深まってしまったことを記憶しています。

当時の私は感情で怒り、従業員のことを思い愛情をもって叱ることができていなかったのでしょう。
従業員は『何が悪くて叱られているのか?』と理解不能になるのは当たり前ですよね。

現在では従業員に対して遠慮なく叱っています。
しかし溝が深まることはありません。
それは自己中心的感情ではなく、従業員の成長を思って叱っているからでしょう。

特に心がけていることは、叱るときはできるだけその場で叱り、褒める時はなるべく大勢の前ですぐに褒めるように心がけています。
褒める時は大勢の前で褒める、叱るときはタイムリーにその場で叱る、ということは人材育成の基本とも言われます。

特に注意したいことは、褒めることは後からでもできますが、叱ることは本人にとっても記憶が鮮明なうちに叱らないと、却って逆効果になるという点です。
今になって先週のことや先月のことを叱っても、「今さら何を言っているんだろう」となりますよね。
また、褒め方も上記のように工夫をすることで、「こういった行動や考え方が評価されるいんだ」という認識を深めることもできます。
褒める、叱るという考え方の軸を経営理念という形で、明確にしておくことも大切ですね。

院長にとって心地よい部下であっても、その部下が理念に反するような振る舞いをするようであれば、それこそ機を見て叱ることをしなければ、何れ増長し、不幸な結果に見舞われることが想定できるでしょう。
また、このように日頃より部下に対して愛情を持って接することが出来れば、自分が過ちを犯しかねない時に、部下はその行為を懸命に諌めてくれるでしょう。

京セラ創業者、JAL名誉会長の稲盛和夫氏は、上に立つ者は部下たちの幸せを常に心にとめて、愛情をもって叱らなければいけない。
単に子供を溺愛するような愛情ではなく、優しさと厳しさの両面が必要です。
リーダーは部下が立派に育つことを願って、これまでの経験から培ってきた自分の知識や経験を惜しげもなく、教えるようにすればいい。
そうしても、部下がいい加減であったり、間違ったことをすれば厳しく叱るのです。

部下に迎合して優しさをふりまくだけでは、部下は決して成長しません。
部下の機嫌ばかりとっていては、その部下が成長しないばかりか、会社全体を不幸にしてしまう。
叱るときは、心を鬼にして叱る。それがリーダーに求められる愛情なのです。
と、申しております。

皆さんも従業員に勇気と愛情をもって接して行きましょう。

中山 哲志先生
NPO全国鍼灸マッサージ協会 副理事長兼渉外広報局長

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