山梨県都留市にある大房整骨院。外傷や成長痛に悩む学生から、肩こりや腰痛などの慢性的な症状、不眠や疲労感といった“なんとなく不調”を感じる高齢者まで、幅広い年齢の方が来院されている。院長の大房一宏先生は自他共に認める大の「物療機器好き」で、様々な物療機器への知見が深い。何種類ものホットパックを実際に試してきた大房先生に、CAL℃の魅力とその活用法を訊ねた。
次に挙げたいのがコストパフォーマンスの高さです。この品質でありながら価格は非常に良心的で、導入もしやすいと思います。
そして最後に強調したいのが、とにかく壊れにくいこと。この頑丈さこそが、私が10年以上使い続けている最大の理由かもしれません。(実際、比較的手荒に扱ってしまっているのですが……それでも壊れません。)
CAL℃の使い方としては、神経症状のある患者様には罨法として温熱を加え、干渉波や微弱電流などの電気療法と組み合わせて使用しています。温熱によって血流が促進され、刺激の閾値が上がることで施術効果が高まる、という考えからです。
ピンポイントで温熱を使いたい場合は超短波やマイクロ波を使用しますが、体幹や下肢など広範囲をやさしく温めたいときにはCAL℃の出番です。
特に冬場は温熱自体が気持ちよく、湿性温熱のあたりの柔らかさも好評で、施術前に温めておいたCAL℃をそっと患部に置くと、「…いいですね」と患者様がつぶやくこともあります。
まだ電療も何も始めていないのに、です。
始まる前から「いいですね」。
最高です。
当院は寒冷な地域ということもあり、ひざ掛けのように使用して施術前のリラックス効果を高めることも多く、導入時の“空気づくり”にも一役買っています。実際に「気持ちいい」「欲しい」といった声をいただくこともあり、患者様の満足度と、治療家としての使いやすさを兼ね備えた、これからも使い続けたい商品だと感じています。