トワテック メディカルレポート

トワテック通販サイトで人気を博したトワテックメディカルレポートがアーカイブとして復刻。来院患者さまへより良質な施術を行いたいと考えていらっしゃる治療家の方に「施術に活かせるヒント」、「患者さまへお伝えすると喜ばれる健康情報」などが盛りだくさんです。

vol.048たまにはノンカフェインドリンクを

コーヒーが大好き、という方は先生方にも患者様の中にもたくさんいらっしゃると思います。
コーヒー豆も種類が豊富ですし、味や香り、コーヒーの入れ方にもこだわりをお持ちの方も多いですよね。
「コーヒーは毎朝1杯飲むことが習慣」「仕事の休憩時間に、眠気覚ましも兼ねて必ず飲む」という話はよく聞きます。

ですが、味わって愉しんでいるとは思えないほど、1日に大量に飲んでいるケースがあり、これは要注意です。
場合によっては体調を崩すきっかけになってしまい、慢性的に続く体調不良が、コーヒーに含まれるカフェインの過剰摂取によるものだった、ということも。

もともとコーヒーは、眠らずに修行ができるようにと、利用されていたようですが、普段、仕事中の眠気防止や気分転換でスッキリさせたい、といった場合は、コーヒー2杯程度で良いとされています。
ですが、毎日のように眠気覚ましとして飲み続けていると「コーヒーを飲んでも効かない。」「飲んでもすぐに眠ってしまう。」といったことが起こります。
こうしてスッキリ感が得られなくなると、飲む量が増えてしまうかと思いますが、机の上に常時コーヒーが置いてあり夜遅くまで残業をしている、という人では、気付かない間に10杯近く飲んでしまっている、ということもあるようです。

カフェインの過剰摂取により、興奮作用のあるアドレナリンが放出し続けることで、長引く頭痛や感情の不安定性、睡眠の問題、胃痛なども生じてしまいます。
といっても、飲むことが習慣化していたり、コーヒーが好きで控えるのはちょっと…という方も多いかと思いますので、そういった場合は、カフェインを約90%カットしたコーヒーも市販されているので取り入れてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、カフェイン量で言えばコーヒーよりも玉露の方が約4倍摂れるため、眠気予防の効果は高いと思われます。
お茶が習慣になっている方でも、同様にカフェインレスの緑茶や健康茶もあります。
こういったものも上手に組み合わせて、カフェイン摂取の回数を減らしつつスッキリ効果を高めてはいかがでしょうか。

檜垣 暁子先生

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