トワテック メディカルレポート

トワテック通販サイトで人気を博したトワテックメディカルレポートがアーカイブとして復刻。来院患者さまへより良質な施術を行いたいと考えていらっしゃる治療家の方に「施術に活かせるヒント」、「患者さまへお伝えすると喜ばれる健康情報」などが盛りだくさんです。

vol.060若々しく体を動かし続けたい!

施術中に患者様がよくつぶやいている言葉の中に「このまま歳をとったら、動けなくなって寝たきりになりそうで心配。」「体が思うように動かないのは、歳とったということかしら?」「この体、もう老化しているから仕方ないのよね。」というものがあります。
どれもご自身の体と年齢を結び付けての発言ですね。
これらは高齢者に限らず、20代後半の方からも出る言葉です。

ひどい腰痛を経験した人や、怪我のリハビリ過程の人などはとくに不安になるようで、本来可能な動作にも恐怖心や不安感からブレーキがかかってしまい、機能改善を遅らせてしまうこともあります。

年齢を重ねると体が動かしにくくなる、どこか不具合が出てくる、という情報が、頭の片隅にインプットされているのだと思いますが、面白いもので、「年齢を重ねても元気に体を動かすことができる」とイメージすると、高齢の方でも活動的に体を動かすことができるそうです。
ヒトの「意識」のすごいところだと思います。
ですが、反射的に体を動かすことや、瞬発力などは、20歳代半ばから徐々に低下していくとも言われており、この部分は努力によってなんとか食い止めたいものです。

骨格筋をつくっている筋線維が萎縮し、その数が減少することで筋力が低下していくため、食事で筋肉の材料を摂取しつつ、適度な負荷をかけていくことで、予防が可能になります。
それと、前向きな心構えでしょうか。
体の動きが自分の理想通りでないと、自信を失いがちですので、そういった気持ちのサポートもしながら、アドバイスが出来ると理想的ですね。

檜垣 暁子先生

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