トワテック メディカルレポート

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vol.070湿布について詳しく解説!!

今回の内容は湿布です。
これだけよく使用されているにも関わらず、以外と知られていないその実態に迫ります。

湿布は鎮痛消炎外用剤の一種です。まあ簡単に言うと、内服しない痛み止めです。
これらの外用剤は皮膚から消炎鎮痛成分を吸収させることにより効果を発揮します。
いくつか種類があって以下のように分けられます。

1. 貼付剤

  • 湿布剤(パップ剤)
  • テープ剤(プラスター剤)

2. 塗り薬

  • クリーム
  • ゲル
  • ローション
  • エアゾール

つまり、狭い意味でいうと湿布は貼付剤の中の一種類ってことです。ただあまりにも名が通っているので、一般には貼付剤のことを指して湿布と呼んでいることが多いです。
ちなみに、貼付剤はチョウフザイと読みます。パップザイではありませんのでご注意ください。

貼付剤と塗り薬の違いですが、貼付剤は消炎鎮痛成分が貼っている間じわじわと皮膚に吸収されるので長時間の効果が期待できます。
しかし皮膚がかぶれたりといったトラブルが起きやすくなります。
塗り薬系は貼付剤に比べてかぶれにくいのですが、効果が持続しません。
なので頻回に塗る必要が出てきます。

では、湿布剤はどんなものかというと、その名の通り湿った布、白くてグニュグニュしたやつです。
水分の含有量が多くなっています。
テープ剤も読んで字のごとく、テーピングのテープのような素材に消炎鎮痛成分が含まれています。

まとめると、世間一般でいう湿布は正確には貼付剤をさす。
湿布をきちんと定義すると、貼付剤の中の一種類になるということです。

北村 大也先生
整形外科医

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